奇跡のベル・カント~ジュジャーノ・新井先生の講義
本日小生、ジュジャーノ教に入信した。
大学の後輩の案内で、彼女の恩師でもある新井ゆうじ先生の『奇跡のベルカント』の講義を拝聴した。
結論として、もう感激の大嵐である。本番前に受講出来て本当に良かった。と云うか、このために本番を1週間後倒しして良かった。
筋硬直が今のまま悪化せなんだらの話ではあるが、それでもまだまだ歌える歌わにゃならん歌うためにやらにゃならんと改めて思えるいい発破になった。そして面白い事に、
■普段からゴッドに指摘されている事
横隔膜が固いと胸も固くなって息しにくくなる
インナーマッスルを使って立つと、余分な力が入らず綺麗に立てる
■学生時代、恩師にしょっちゅう注意された事
口が歪む※
デックングする(下顎に力が入る)■普段自分の体調の良い時の身体の使い方と声の出し方
広背筋だけが疲労する
小声唱法
等々、現在常に実践出来ているかはともかく(^_^;)、間違ってなかったと改めて自信を持てるお話をいくつも聞けた。声楽にとって綺麗な正しい姿勢が如何に大切かと云う事の証明にもなった。
意外とそこ、蔑ろにされてたり、勘違いされてたりするんだな(-ω-)b。
或いは、過去某先生から受けた正誤ごちゃまぜなご指導に関しては、今日正すことが出来たし、今年出向いたいくつかの演奏会で、なんじゃこれ金返せとうんざりした歌(周りはやんやの大歓声)が、やはりアカン発声の元で発せられるただの撒き散らしであった事も裏付けが取れ、自分の耳は間違ってなかったとちょっとした自信にもなった(笑)。
自身の小声唱法(笑)も、平常からの極度の筋硬直をして何とかせねばと一人であーじゃこーじゃと考えた末辿り着いた我流の答えではあったが、最終的に響けば届くの考え姿勢は間違っていなかった。
とりあへず本人の意思行動の如何に関わらず勝手に既にデフォルトで入っている筋張を先に何とかせん事には、練習もベルカントもへったくれもあったもんやないんやけどな。ラジオ体操するための準備体操が要るみたいな身体ですよってに。
あと1週間。
そんないきなり変われるものでは当然ないが、今日の講習を是非とも生かして、今出来る訓練を本番まで実践して、1日でも長く少しでも良いものを皆さんにお届け出来るようにしたいと思う。
先生が最後に受講者に伝授されていた、歌う姿勢のまま歌っているつもりで息を止めて声を出さずに25秒。オレはこれに似た事を、実は演奏会前にppp発声以外に夜の練習と称してやっている(ぃや毎日やれよって話σ(^_^;))。声を出さずに、出しているつもりでサイレント歌唱。まぁイメトレですか。これすると、結構力抜けていいのだゎ。
ともあれ、ジュジャーノ先生、大変貴重で大変有意義なお話本当にありがとうございました。前川も、告知ありがとう!!
※オレは口を「あーん」と大きく開くと、骨格筋のアンバランスのせいで下顎が途中で一瞬止まった後、左にズレるらしい。本人つい最近ゴッドに指摘されるまで全く気付かなんだ。確かに本番の動画見たら、喋る時口角が片方に引っ張られたようなニヒルな感じになり、それはそれで顔面筋のせいかと思うておったら、顎関節の左右差(片方の関節が甘い)だそうな。
学生時代、恩師にはまっすぐ下げろとずっと指摘されていたんだが、本人全く意識にないもんだから、鏡見たところで何の事かさっぱり判らなんだ。変な癖が知らずについたまま、骨格筋の異常により、更に変な動きをするようになったらしい。
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