良い時の記憶


それが次に適用出来るかというと、全く以って確約出来ないのがこの身体の難儀な点ではあるが、現在コンディション的には上昇中のようなので、良い時の状態を記憶しておくのはイメージトレーニングの上でも重要になる。ということで、備忘録的に記事を書いておこう。

いずれにしても、焦らず、ゆっくり。小さなことからコツコツとp(^。^)q


今日は眼輪筋頬筋が特に強張って顔が痛かったので、まずは顔面体操をしっかりと。アライグマが顔を洗うようにほっぺをぐるぐる回したり、必殺アイーンとアメマでゆっくりしっかり顔面を潰していく。

しっかりと顔が解れたら

この状態で軽く上体を振り腕を揺らしながら

これを

これでゆっくり練習する。次第に体温も上がってきて身体がいい感じに小慣れてきたら、次は上体をゆっくり脊椎に従って起こし、深呼吸しながら立つ。

コレを感じながら。深呼吸して肩をストン、と脱力して落としてみるといい。

次に立った姿勢での発声だが、自分の場合、自立するだけでもかなりの筋力を使うので、少しでも身体を支える力を他に任せるべく壁にもたれてみる。

とは言え、コレは一般的にも通用する姿勢で、発声には正面を向くよりも仰角10°が適している
この状態で兎に角笑顔頬筋をくぃっと上げてまたまた母音練習。

コレでコンコーネをやってみてもよし。ここまででじっくり約20分。


さぁ歌うぞ! ではない。まだ気が早い。

歌うにゃ歌うが、作品をコンコーネ代わりに母音だけで In Tempomp でディナーミク一切付けずに発声練習する。作品である事をまずは考えず、安定した息で安定した音を出すことのみを考えて。要は、初心に還って練習だな。ひたすらデッサンだな。

この時、メトロノームを使ってみたのも結構良かった。

そこからの、これまた In Tempomp でディナーミク一切付けずにではあるが、歌詞を付けての練習。これまでの歌い方を一切白紙に戻し一旦楽譜通り音符通りに歌うことで、寧ろそこから新しい表現や理解を見出す事になる。実際、ぽこぽこと色んなものが見えてきて聞こえてきて、何回か繰り返し同じように歌っていくうちに、自然なディナーミクが付くようになった。それは明らかにこれまでの表現と違ったからオモシロイ。気付けば壁から離れて自由に歌ってたし。
それだけ音楽に入れたということか。


1クール1時間の後1時間ほど休憩し、また1クール、今度はアップを少し軽めにしてみたが、いくら歌っても存分にそれも最初より軽く楽に声が伸びていた。


歌った後の腰の痛さは絶大だったが。それすら気付かなかった練習とはこれ如何に?!(o^-')b





G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。