飛ぶ鳥がもっと遠くに飛ぶ勢いでｗ

またお一方、鳥の会にご予約を戴いた。今回は大阪公演のお客様。２年ほど前に知り合い、以来ほぼ毎回聴きに来てくださっている。今回も先行き見通し悪い中、今か今かと楽しみにしてくださっていたそうな。

５・６月の開催予定を延期し、大阪は10月と相成った。一度延期しているので、今回は何があろうと無かろうと決行する。それはホール様への恩もあるし、「今やらんで何時すんねん！」的な演奏家としての意地もある。鉄は熱いうちにではないが、延期を重ね繰り返すうちに人の熱は冷めていく。企画は熱いうちに実行に移さねば、何事も鮮度が落ちると食い付きも悪くなる。

「自粛が萎縮となっている今このような時に、明るい歌声は希望の光です」そう言っていただけるとは、演者冥利に尽きるというもの。それにしても「自粛が萎縮に」とは、うまい事仰いますな。

『鳥尽くしの会』という個人的趣向にがっつりどっぷりハマった企画内容ではあるが、古今東西鳥の題材を集めに集めたちょっとレアでコアな演奏会（という名の講演会ｗｗ）。自身の初書き下ろし歌曲もうまい事乗っかり、更には初めて東京まで日帰りで歌いに行くという、初めて尽くしで段取り山積みで頭の中がてんやわんやではあるが、今から（ぃやもうずっと前から）兎に角楽しみで楽しみで仕方ない。おまけにピアニストが酸いも甘いも知り尽くす学生時代の初代相方となれば、テンションはMAXである。

大阪は10月、東京は12月。その日まで、ぃやその日だけでも身体が自由に楽に動いてくれるように、この夏をバテずに無事乗り切って行かねばならんな。

兎に角、身体を冷やさんように、冷やさんように…。