本番さながらに


準備から、ぃや、前夜の過ごし方から時間配分から、今日明日は本番のシミュレーションである。


明日と来週、本番とほぼ同じ時間帯に相方との合わせ。


今日の声出しは、ぃや、最近の声出しは、結構身体軽く楽に出来るのである。今日も今日とて、ハイトーンも pp も楽に出来たのである。今日は通院ハシゴで朝から約5時間を費やした後だったので少々疲れ気味で早く昼寝したかったのもあり、「ほんの3・40分程度」と軽い気持ちで声出し始めたが、そのうち伸びるゎ伸びるゎ出るゎ出るゎで気持ち良くなってきて、毎度のごと気付けば1時間を軽くオーバーしており慌てて切り上げた。軽い気持ちで始めたせいで、コルセットもベルトも何もせず歌ったもんだから、まぁ腰の痛いこと。それでも逆に、着用しなかったお陰か変なところに意識が行かず、無理もせず力に任せて出し切りもせず。いい具合に力8分、ぃゃ、7分くらいに抑えられたか。


詩の朗読に注力したのも効果あったかと。


ここ最近普段の練習は、イメトレもさることながら基本に返って詩の読み方から。外国語ゆゑ読みは下手なんだが。それでも詩だけを読んでみても、流石に旋律のリズムと合致するところが素晴らしい。当たり前ではあるが、だからこそ、旋律気にせずしっかり詩を読み込みさえすれば言葉は前に出るし、それがリズムになって現れてくれる。或いは、旋律と詩が合致しているからこそ、どの単語が大事でどの単語が軽くて、何処にピークを持っていけばいいのか考えずともすぐ解る。

声楽で良かった・ちょっと得したと思うのは、楽譜を読み解く以前にある程度の答えが出ているというところか。言葉がある分、解りやすい。逆に言葉がある分、騙され易いとも言えるが。目先の単語の意味に囚われず、旋律に任せれば宜しいだけのことなんだが。
如何せん、それがなかなかな……


身体が楽なれば、自ずと色んな事が楽になり色んな事が見えてきて色んな事が可能になる。今回の本番は例年一番調子のいい9月でもあり、ちょっと自分でも楽しみな気がする。

まぁ用心して引き締めていくがね。体重落ちたままやし…(-_-;





G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。