主導権


最近声の調子(というか身体の調子)がすこぶる良く、声を出すのに全くと言っていいほど負担がない。お陰で、こんな身体でも High-A も軽く出るゎ High-Gpp で軽く出るゎロングトーンも跳躍もなんのその。オマケに前回歌った時1ブレスで歌えなかった箇所が、今回ノーブレスしかもそのまま pp ロングトーン。強弱も緩急もお手の物。


身体が楽ってこんなにいいこと尽くめなのかと思いつつ、今日の合わせではピアノに釣られず主導権を握ったまま始終自分のペースで歌えたのが相乗効果だったらしい。

そりゃぁもう、盛りに盛って好きに歌いましたさ。なまじ出るもんだから、なのに身体が全然固まらないもんだから。途中ちょっと斜角筋群痙攣したり頸引っ張られり斜頸出たりしたが、傾いたなら傾いたまま、そこを無理矢理直すこともせずそのまま意識せず歌った。

若干デックングも出たが特に気にならない程度だったし、何より声の伸びが良かった上に遠慮なく緩急もつけば強弱も自由に付けられたので、無理に意識せず声の出るまま身体の動くままを重視した。

そりゃぁもう、気持ち良く気持ちイイ声がまーーーーっすぐ出せた。やっぱり己を見失うとイカンな<本日の教訓


嗚呼この感動をもう一度!<ぃゃプロなら常にやれてろよってツッコミ


本番もこのままイケたらいいんだが、ところがどっこい、そうは簡単に問屋が卸してくれん。何がイカンのかね、何が違うのかね。


本番になると、変な霊が降りてくるとか……<ないとは言い切れない





G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。