高々合わせとて、無事では済まない


案の定、前日の合わせのツケはガッツリ来た。


今朝、T5(第5腰椎)辺りがやたらと痛くて起き上がれず已む無く仕事を休み、そのまま昼までベッドに貼り付け状態……


そんな状態でありながらも、痛いのはまさに腰だけ。
コレが凄い話で、身体の使い方や力配分を間違えた歌い方をすると、まぁ当然ではあるが、後頭筋から下腿に掛けて、それはそれは準備運動なしにフルマラソンに出たように、全身が激しい筋張に襲われて微動だに出来なくなる。昨日は自分でも久々にテンション上がるくらいに楽に声出せ、それがちゃんと正しい筋肉だけを使えた証拠に、これでも被害は最小で済んだ。昨日は骨盤ベルトせず、完全生身で歌ったが故に、広背筋のみまともにダメージを受けたわけである。

それでも普通の身体の人なら、腰すら痛くもならんのだが。線維筋痛症だの末梢神経障害だのそれ以前に若年性脊椎側彎症持ち故に、歌側腰に来る始末。それだけ声楽家というのは元来身体を張った商売ということだ。

まぁそこを覚悟の上でこの道に入ったわけだが。甘かったとは到底思っていない。全身的にそこそこ大きなダメージを食らったとは言え、そんなこんなな状態でも歌える時は未だにちゃんと歌えるワケである。

感謝・感激・雨霰!!



G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。