解っちゃいるけど




前回の本番が終了して以降、また後頭部の状態が良くない。日に日に声が出し辛い状態になり、今日に至ってはとうとうF5が出なくなった。出ないとは言っても完全に出ない訳ではないが、そんな状態は出てないのと同じことで。

大体が、欠伸をしただけ或いは首を3時の方向に回しただけで胸鎖乳突筋が攣ること自体、もう既にオカシイ。7月頭に右耳のすぐ後ろ(の骨?)に突発痛が出てからなかなか引かず、その後全体的に後頭部の状態が悪化してきた。そうこうしている内に出せる高音がどんどん下がってきて、とうとうF5まで落ちてきてしまった。

そんな時は、無理して出しても余計に声自体が出なくなるだけなので、さっさと諦め休憩する。そして1・2時間後にまた出してみて、出るようであれば単なる力み。余計に出なくなっていれば完全な筋硬直。力みであれば、声帯筋のストレッチと意識改革(?)をすればある程度回復するものだが、筋硬直となるともう自力では如何ともし難い。それこそ全身的に安静にしておくしかなく、安静にしたところで回復するものでもない。鍼治療と骨格矯正に賭けるしかないわけだが、これがたまに翌日は難なく高音が出たりするから、自分でもどうすればいいかまったく解らん。

とりあへず現在、唾を飲み込むことすら重い。完全に頸周りの筋肉の硬直。焦らんでもそのうち出せるし、焦っても余計無駄に力むだけなのも解ってるんだが、前例が必ずしも適用出来るとも限らん身体ゆゑ、やはり落ち着かん。


まだ本番まで1ヶ月ある上に1ヶ月で状態は180°変わるので、仮に今絶好調としてもこれまた不安である。要は成るようにしか成らんのだが、兎に角歯痒いというか出せる筈のもんが出せんのは居心地が悪い。何せ、今回の選曲をした1ヶ月ほど前は High-B(B5) が軽く出せてたもんだから、それを基準にした作品が多い。今差し替えたとしても、また半月後の合わせの時には状態が戻ってるかも知れんし。回避策を先に考えるより、もし今絶好調で本番でいきなり出せなくなった時の事を考えた練習でもしておこうかと。

まぁ今現在、そんなグダグダした状況。


梅雨から引き継いでの夏バテも大きいな。



G-clef

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