テレザート星は遠いが…



コンディションのバロメータのひとつ、誰もがよく知るであろう『宇宙戦艦ヤマト』のテーマの中で流れる、あのテレサのテーマ


担当されるソプラノ@川島和子さんの超絶テクには程遠いが、あの一見何でもないようなメロディが、実はとてつもなく難しく、声楽家として遥かな憧れであり目標と言ってもいい。
テレザート星が遥かな希望と憧れとして、ヤマト乗組員の胸にあったように。


さて、あの跳躍の正確さと柔らかさ、真っ直ぐな伸びのある音。短い旋律の中に色んな要素が含まれており、簡素ならではの高いテクニックと安定感が要求される。

この旋律を楽に歌えるか否かが、ある意味オレのコンディションのバロメータと言ってもよく、筋張の度合いが激しい時は最初のg:(ト短調)のオクターブ跳躍で既に力んでしまい歌えない。
たまに発声練習としても取り入れているんだが、最近やっと復調してきたらしく、歌うこと自体が楽になって高音も軽くなってきたので、今日試しにテレサのテーマを歌ってみた。まだたまぁにホーミー状態になるのと、やはり喉頭部左側のみに出る異常乾燥症状が気にはなるが。


こんな感じ。因みに、途中でもこ(オカメインコ)がちょぃちょぃ合いの手入れてくるので、イヤフォンはお勧めしないw

ぃやはや、まだまだテレザート星は遠い……


今は兎に角、これまでの歌い方とは違う方向性でアプローチしながら、少しでも長く安全に楽に歌えるような練習を徹底している次第。

声楽は生身ゆゑ、その都度都度、自分の身体と対話しながらってのが何より重要なんだけども、ましてや自分の生身が故障しておれば尚の事。


改めて、川島さん凄いなぁ!!




G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。