レコーディング

 

今年最初の演奏は、新大阪にあるB-tech Japanというベーゼンドルファーのショールームで、なんとインペリアルを使っての収録!!

昨年発売した画集付楽譜「翡翠/妖精の歌」に収載の、歌曲2曲と童謡のレコーディングでした。

扉を開けるとまずは木彫りのふくろうさんがお出迎え(椅子の背凭れに止まってました)。

▼ベーゼンドルファーインペリアルモデル!! しかもフルコン!!

▼本格的機材を使っての収録!!

そもそもこれまで、ピアノはフルコンでなくても小生声が細く負けてしまうので、フタは常に全閉め若しくは開けてもツーフィンガー程度。ベーゼンザウターはそれだけでも音が重く負けてしまうので、苦手なピアノでした。ところがどっこいこのベーゼン、フルオープンにしても全く声負けせず、しかもしっかり霊の声が聴ける!!(いい声が鳴った時にだけピアノの弦が共鳴する現象)。人生で初めて、ピアノ然もベーゼンインペリアルフルコングランドの蓋を全開して、気持ちよく歌わせていただきましたヾ(*´∀`*)ノ。


ぃやーもう楽しいのなんのって!!(≧▽≦)


マイクとキャメラの前に立って歌う事自体初めてだったので(学生時代の合唱の収録は別にして)、動いたらアカンのかなとか何処向いて歌ったらえぇんやろとか、最初は余計なこと色々気にして身体が固くなってしまったものの、次第にこなれて来て最終的にはもう好きに歌わせていただきました。

自分の体調としては悪くないものの、やはり途中で声帯痙攣を起こして発声不良になったり、ロングトーンの最中に胸筋が攣って痛みに耐えながら最後まで歌いきったりと、何かとやらかしてくれるこの身体。そんな状態の身体から出る拙い声を、音響さんの凄腕で見事に拾っていただきました。1日缶詰状態で、演奏会とはまた違った緊張感と充実感。結局満足満点の演奏とはいかなかったものの、これはこれで今の自分の状態の記録ということで納得しつつ、あとは音響さんと映像さんの腕に委ねますΣ( ̄▽ ̄;)ォィ。

小生のクセを始め酸いも甘いも熟知して、いつも打てば響く演奏をしてくれるピアニストにもおんぶに抱っこで、ホンマ忝い。色んな無理難題をこなしてくれてありがとう(≧▽≦)。

先輩には、こんな貴重な機会に声を掛けていただけたことに感謝です。今後ますます濃ゅいお付き合いになる事でしょう。

一番大変であろう音響の静間さん&映像の山本さん。楽しく素敵な現場を作り出していただき、お陰様で気持ちよく演奏出来ました。まだまだこれからが大変ですが、どうぞ宜しく。

こりゃぁ癖になるなぁ(*´艸`*)。


G-clef

このHPは、楽器本体である身体と声を通じて、線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害の声楽家@♪こーへー♪自身に起こる希少な症状と現状を、少しでも多くの人に知ってもらいたいという思いを込めた活動記録・告知サイトです。